|
|
グルコサミンは、ブドウ糖(グルコース)とアミノ酸の一種「グルタミン」が結合した天然のアミノ糖の一種です。
グルコサミンは、植物では山芋やオクラ、菌類では、黒麹菌(Aspergillus niger)等にも僅かながら含まれています。この黒麹菌は、胞子の色が黒褐色をしている麹菌の総称で、身近な物では、沖縄伝統のお酒「泡盛」を造る時の麹菌も黒麹菌です。
人体では、軟骨、爪、血管、皮膚、靭帯等に幅広く存在していて、体内でも合成されていますが、加齢とともに次第に減少する成分です。 |
 |
グルコサミンを含む食品 |
 |
グルコサミンは、ネバネバした食品に含まれています。具体的には、山芋、オクラ、納豆、ウナギ、干しエビ、鳥や牛等の動物の軟骨、鶏の皮、手羽先等が挙げられます。この中でも山芋の場合、コンドロイチンも他の食品に比べると多く含まれていますので、おススメです。
しかし、これらの食品であっても含まれる量は、少ないですので沢山摂るには、サプリメントが良いです。 |
 |
グルコサミンの種類 |
 |
海で生息する甲殻類の外殻にキチンというムコ多糖の一種が有ります。このキチンにグルコサミンが、沢山含まれいます。
キチンは、セルロースに似た強固な結晶構造の高分子です。(N-アセチル-D-グルコサミンが鎖の様に数百〜数千個結合しているアミノ多糖。)このキチンをそのまま食べても残念ながら体内の消化酵素では、殆ど分解されませんので吸収が難しいです。体内の微生物によってごく僅かに分解されて吸収されますが、大部分は、体外に排出されると考えられています。どの様にすると吸収出来る様になるか研究者達は、研究にしのぎを削り、遂にその方法を発見しました。
キチンに直接、硫酸や塩酸を使用して加水分解して、吸収出来る様になります。
硫酸で加水分解したものが硫酸グルコサミンで、
塩酸で加水分解したものが塩酸グルコサミンです。
その他に植物を発酵させて作る発酵グルコサミンが有ります。 |
 |
歴史 |
 |
早期研究の段階では、硫酸グルコサミンについて行われいて、日本での歴史は、比較的に浅いですが、ドイツでは既に1960年代には研究されていました。
1969年にドイツでの研究結果が発表され海外で、グルコサミンの知名度が上がりました。
1980年代になるとヨーロッパやアジア等のドイツ以外の国でも研究される様になりました。
1997年にアメリカ・メリーランド州のジェーソン・セオドサキス(Jason Theodasakis)によって発行された本にグルコサミンが紹介された事で、栄養補助食品として知名度が上がり、市場規模が急拡大しました。
アメリカでグルコサミンは、栄養補助食品に分類されていて、健康食品ショップ、薬局等で販売されています。
|
 |
グルコサミンの安全性 |
 |
もともとグルコサミンは、体内に存在する成分ですので規定の量以内であれば安全と考えられています。
但し、以下に該当の方は、お召し上がりをお避け頂きます様お願い致します。
(1)エビやカニ等の甲殻類の食品にアレルギーの有る方。
(2)妊娠中又は授乳中の方
妊娠中や授乳中の方に対する十分なデータが現時点では、有りませんのでお避け下さい。
アセトアミノフェン(解熱鎮痛薬)、ワーファリン、へパリン(heparin)を飲まれている方は、お召上がりの前に医師にご相談をお願い致します。
|
 |
原料 |
 |
| グルコサミンの原料は、エビ、カニ、ロブスターの外殻で、これを加水分解して生産され、その他にトウモロコシや小麦などの穀物を原料にして、黒麹菌で発酵によっても生産されています。 |
|